保育士求人市場から見た≪こども園≫制度

こども園

2015年4月にスタートした制度があります。
それは「子ども・子育て支援新制度」です。転職・転園に際して、保育士の求人を選ぶ際の基準にするために、知っておきたい事があります。

この中で、最も重要とされているのは、幼稚園と保育園の機能を併せ持った「認定こども園」です。

色々と課題はあるものの、施設数も急激に増え、利用者も多くいます。
この認定こども園、保育士でも働くことができるのでしょうか?

今回は、今さら他の人には聞けない、こども園の仕組みについて詳しくご紹介しましょう。

■認定こども園ってどんなところ?

認定こども園とは、幼稚園と保育園の機能が合体した施設です。
教育と保育を同時に行うことができます。

共働き世帯の増加により、ニーズが多様化し、そのニーズに合わせた施設となっているんです。
認定こども園の特徴は

・保護者が働いていなくても利用できる
・保育と教育の両方が受けられる
・0~5歳まで幅広く対応できる
・4時間利用も、長時間利用も対応している
・地域の子育ての支援もできる

といったところです。
幼稚園に通うには年齢制限がありましたが、乳児でも通うことができるようになっています。

休職中なら利用が難しかった保育園も、利用できるようになり、集団生活を送ることができるといった施設なんです。

こども園

こども園


■保育士の資格だけでは働けない?

認定こども園は、幼稚園と保育園が合体した施設です。
そのため、両方の業務を兼ね備えます。

そうなると、片方の資格では働くことができないのでしょうか?

規定では

・0~2歳児・・・保育士の資格保有者
・3~5歳児・・・保育士、幼稚園教諭、両方の資格を持っているのが望ましい

となっています。
もし、こども園に就職を検討しているのなら、両方の資格を持っているのがいいでしょう。

しかし、学級担任は、午前中(4時間)は幼稚園教諭免許を持つ人が、午後から(長時間)は保育士資格を持つ人が原則担当するとなっています。

■保育園が移行したら、職を失うの?

あなたの勤務している保育園が認定こども園として移行することになったとします。
そうすると、あなたの立場はどうなるのでしょうか?

学校などによっては幼稚園教諭も、保育士も両方の資格を取れるところもあります。
しかし片方だけ、という場合もあります。

もし、あなたが保育士の資格のみだった時、もう働けないのか?というと、そうではありません。

国の指針では、片方の資格しか保有していなくても、排除しないようにという配慮があります。
すぐにすぐ、働けなくなるということはありません。

しかし、将来的には幼稚園教諭の免許も取って下さいね、とお願いされるかもしれませんね。

保育園によっては、現職をやりながら、資格取得の支援を行ってくれる保育園もあります。そうすれば、退職や資格取得のためのお休みなどがなく、保育園にとっても保育士さんにとってもうれしいですよね。
こういった保育士の情報サイトにそんな理解ある保育園の募集情報がたくさん載っていますので、是非チェックしてみてください。←クリックすると江戸川区のページに飛びますが、関東も地方も、幅広くやってらっしゃるようです。

■未取得の資格は「特例制度」で取得できます

現在保育士・幼稚園教諭、どちらかの資格しか持っていない時、特定の条件を満たせばもう1つの資格も取得することができます。
それは負担も少なく、取りやすくなっています。

まず、保育士の資格を取りたい時は、幼稚園教諭として3年以上、または4320時間以上の実務経験がある人は利用できます。

次に幼稚園教諭です。
幼稚園教諭には二種類あります。

第一種幼稚園教諭の免許が欲しい時は、学士(大学卒業)を持っていて、保育士として3年以上、または4320時間以上の実務経験がある人です。
第二種幼稚園教諭の免許は、高等学校を卒業していて、保育士として3年以上、または4320時間以上の実務経験がある人です。

実務経験は一日6時間、週5日以上なら3年で満たすことができます。
個々の施設によって、特例制度が利用できるか違いますので、迷った時は問い合わせてみましょう。


SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*